ロギング
CLI は問題を診断するのに役立つメッセージを内部的に記録します。
ログを使用して問題を診断する
コマンド呼び出しが意図した結果をもたらさない場合は、ログを調べることで問題を診断できます。 CLI はログを OSLog とファイルシステムに転送します。
実行ごとに、$XDG_STATE_HOME/tuist/logs/{uuid}.log
にログファイルが作成されます。環境変数が設定されていない場合、 $XDG_STATE_HOME
は ~/.local/state
の値をとります。
デフォルトでは、CLIは実行が予期せず終了した場合にログのパスを出力します。 出力されない場合は、上記のパス(つまり、最新のログファイル)にログを見つけることができます。
IMPORTANT
機密情報はマスキングされていないので、ログを共有する際は注意してください。
継続的インテグレーション
CIでは、環境が使い捨てであるため、CIパイプラインを設定してTuistのログをエクスポートすることを検討する必要があるかもしれません。 成果物のエクスポートはCIサービスに共通する機能であり、設定は利用するサービスによって異なります。 たとえば、GitHub Actionsでは、actions/upload-artifact
アクションを使用してログを成果物としてアップロードできます:
yaml
name: Node CI
on: [push]
env:
XDG_STATE_HOME: /tmp
jobs:
build:
runs-on: ubuntu-latest
steps:
- name: Checkout repository
uses: actions/checkout@v4
# ... other steps
- run: tuist generate
# ... do something with the project
- name: Export Tuist logs
uses: actions/upload-artifact@v4
with:
name: tuist-logs
path: /tmp/tuist/logs/*.log